＊ 国土調査法、地籍調査作業規程、地図作成等基準点測量作業規程は、広範囲の数筆の土地を測量することを前提としている。

＊ 登記基準点は、民民境界の筆界点をも記録する地積測量図作成のみの小範囲を測量することを目的としている。

＊ 国土調査法、地籍調査作業規程、地図作成等基準点測量作業規程は、民民境界の筆界点をも記録する地積測量図作成のみの小範囲を測量することに適していない。

＊ 三角点の設置目的が民民境界の筆界点をも記録する地積測量図作成に適していない。地積測量図作成を目的としていない。

＊ 地積測量図作成に三角点を使用することは、皆無です。

したがって、地積測量図作成のための基準点（多角点）の点検測量の結合・閉合誤差の許容範囲を独自に設定する必要がある。

２mm＋２．６mm√NΣＳ

◎　三角点は全国で109,483点、東京都で476点

　　（平成31年4月1日現在）。

◎　三角点の１点に対する面積　

　　全国点数／国土面積＝109483／377973.89ｋ�u≒１／3.45ｋ�u

　　東京都点数／東京都面積＝476／2193.96ｋ�u≒１／4.61ｋ�u

◎　東京都にて三角点を使用する確率は

　　地積測量図を作成するための範囲／三角点１点の範囲＝

　　　（0.2×0.2）ｋ�u／4.61ｋ�u≒１／115.25

　　　地積測量図を作成する登記依頼が年間１０件の場合の確率は

　　　115.25／10件で11年に一度、使用することになる。めったにない。

◎　三角点の方位点が１ｋｍ以上のため、ＧＮＳＳ測量または測量士の技術が必要です。
櫓の設置が必要な場合もある。