六月五日 曇り時々雨 (二二日目)
六時起床、七時御来迎、今日一日の無事を祈る。さあ、サスケよ、うまくかかってくれよ。おっと、三回のキックでかかってしまったではないか。いい調子だ。 シドニーからの走行距離、2184キロ |
||||
|
||||
オーストラリアでは、日本より肉が安い。旅をしていると、食事がお粗末になってしまう。 ユースホステルに泊まった時ぐらい贅沢をし、ステーキを食べる。それから、オーストラ リアのY・Hでは、自分で食事を作る。食器は揃っているので、後は材料だけである。 だから、料金は五ドルから六ドルである。 ビーチ・ポートのY・Hには暖炉がある。この日は私の他に二名のホステラーがいた。 暖炉の火を見つめながら、旅の話をしたり、今日一日の日記を書いたりしていると、 心の安らぎを感じる。この空間には、悩み、喧嘩、後悔、そんな否定的なものはない。 あるのはただ、キラキラと輝いている六つの瞳だけである。 |
||||
ポートキャンベラの絶壁
|
ナショナルパークで記念写真
|
この先にカメラショットあり
|
||